大竹市玖波の内科・胃腸内科・呼吸器内科・老年内科・精神科・心療内科・歯科・リハビリテーション科-メープルヒル病院

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オレンジカフェいこか!

メープルヒル日記 オレンジカフェいこか!
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第83回 オレンジカフェいこか開催!

 猛烈な暑さが続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
 8月16日のオレンジカフェいこか!は、特別企画の夏祭りをサントピア大竹にて開催いたしました!!
 感染症対策として、三密に注意した会場設営や換気、来られた方の体調確認を行うと共に、ご参加の方には検温、消毒へのご協力をお願いしました。
 
  
 
 はじめに恒例のご当地健康体操“大竹で生きている”を行いました。音楽が流れ始めると皆さん立ち上がり、しっかりと体を動かしておられました。皆さんもできる範囲で体を動かしてみてはいかがでしょうか?夏バテ予防になり、この暑い夏を乗り切る助けになると思います♪
 この体操は、地域でのサロン活動などでも取り組まれています。“大竹で生きている”のDVDについては、玖波地区地域包括支援センター(0827-57-7461)までお問い合わせ下さい。
 

 
 今回のオレンジカフェは「夏祭り」!!、金魚すくい・ヨーヨー釣り、輪投げ、トスアクロス、グランドスマートボール、千本くじで夏のお祭りを楽しみました。その様子をご紹介いたします。
 
  
 

 
 金魚すくいではポイのフレームをうまく使って、たくさんすくっておられる方もいました。ちなみにこの金魚たちはスタッフの手作りで、ひとつとして同じ表情、形、重さの金魚はいません。
 
  
 
 輪投げでは、「(輪が)意外に重い!」、「力加減が難しい!」との声があがり、始めは苦戦されている方もだんだんとコツをつかんで得点をかせがれていました。簡単そうに見えますが、やってみると難しいものですね。
 
  
 
 トスアクロスは、お手玉を投げてパネルを回転させ、3つの絵をそろえるゲームです。お手玉を投げる角度によってはパネルがなかなか回転せず、皆さん非常に苦戦されていました。スタッフも挑戦してみましたが、とても難しく、パネルの絵を合わせることができませんでした・・・。
 
  
 
 グランドスマートボールは、グランドゴルフのように玉を打ってパチンコのように得点を出すゲームです。強く打てば高得点というわけではないので力加減が重要なポイントです!打つ度にコツをつかまれ、高得点を連発されていました。“カン”といい音が響き渡り、見ている方も「おー!〇〇点」との声が聞こえ、白熱した雰囲気で楽しまれていました。
 
  
 
 最後はドキドキワクワク、千本くじを引いていただきました。沢山のくじと豪華景品を用意したのですが、なんと1本目で大当たりが出ました!!これにはスタッフも当選した方もびっくりの出来事でした♪
 
 
 皆さん童心に返った様子で、時折歓声をあげ盛り上がっていました。楽しみながら脳や体を動かすことができるのはとっても良いことですね♪
次回も多くの方に参加していただき、一緒に楽しいひと時を過ごせたらと思います。
 
 カフェにご参加いただく方はマスクの着用をお願いします。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
 
 
今後の予定✿ 

やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。
 


 




 

2024-09-10 16:27:50

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第82回オレンジカフェいこか開催!

 暑い日差しが照りつけ夏真っ盛りとなりました。皆様お元気でお過ごしでしょうか?
 
 
 
7月19日にオレンジカフェいこか!をコミュニティサロン元町にて開催いたしました。
 
今回もオレンジカフェいこか!にご参加いただき、ありがとうございました。続けて来てくださる方だけでなく、久しぶりに来てくださった方もおられ、和やかな会になりました。
 
 会の始めには、恒例のご当地健康体操“大竹で生きている”を行いました。気持ちよく身体を動かすことができるので、ぜひ生活の中にも取り入れてみてはいかがでしょうか?この体操はいきいき100歳体操などでも取り組まれています。“大竹で生きている”DVDについては、玖波地区地域包括支援センター(0827-57-7461)までお問い合わせ下さい。
 
今回のミニレクチャーは『手のひら日光浴で認知機能維持!?』というテーマでお話させていただきました。日光浴は認知機能の維持にどのように役立つのでしょうか?
 
日光浴をすると心も体ものびやかになって気持ちがいいですよね。日光浴をすると、骨の代謝向上、免疫力向上などの効果があるビタミンDを生成促進するほか、気分転換の効果やうつ病を予防する等の効果があります。
 
ただし、日光浴の方法は季節によって違いがあります。
〇夏の場合:涼しい木陰で30分。熱中症の危険があるので真夏の日中は避けましょう。
〇冬の場合:1時間ほど太陽に当たれば、必要量のビタミンDが作られます。
 
今の時期は非常に暑く、熱中症になりやすいため、涼しい部屋から認知機能維持のための『手のひら日光浴』がお勧めです! 手のひら日光浴とは、メラニン色素の少ない手のひらや足の裏等で、日焼けを気にせずに日光浴ができる方法です。
 
☆手のひら日光浴の方法
網戸越しに手のひらや足の裏に日光を浴び、夏の場合は15分以上、冬の場合は30分以上過ごすだけです。これで十分なビタミンDが作られます!
 
今年は暑さが特に厳しいため、熱中症に注意が必要です。熱中症は、体内の水分や塩分の減少、血流の滞り等が原因で重要な臓器が高温になってしまうことで発症し、主な症状は、体温上昇、めまい、だるさ、頭痛、吐き気、嘔吐、筋肉のけいれん(こむら返り)などがあります。
 
熱中症になると身体面への負担だけでなく、脳や神経がダメージを受けてしまうことから認知機能が低下してしまうことがありますので、熱中症にならないための日頃の対策が大切です。
 
熱中症予防のためには、普段から積極的に水分を摂る習慣づくりをしましょう。
●起きたらコップ一杯の水分を摂る。
●食事の度にコップ一杯分の水分を摂る。
●手の届く所に飲み物を置き、トイレの度など動いたら飲むようにする。
●好きな物を飲む。(※ただし糖尿病がある場合は糖質を控える。ただしアルコールは利尿作用があり脱水を誘発するため、どれだけ飲んでも水分には含まれませんので注意!)
 
熱中症の疑いがある時は、
涼しい環境へ避難…風通しの良い日陰や冷房の効いた屋内へ移動しましょう。
脱衣と冷却…ベルトやネクタイ、下着を緩めましょう。濡れタオルや冷たいペットボトル、氷を当てたりうちわや扇風機を使ったりして身体を冷やしましょう。太い血管のある首の付け根、脇の下、太ももの付け根前面に当てるとより効果的です。
水分・塩分補給…経口補水液やスポーツドリンクがあると塩分も補えるので効果的です。
 
自力で水分摂取出来ない、意識がもうろうとしているなどの場合は、早急に医療機関を受診しましょう
 
こまめな水分摂取、室内環境や衣類の調整などの工夫をして快適に過ごせるよう心がけていただければと思います。手のひら日光浴もぜひお試しください♪
 
ミニレクチャー後のカフェタイムでは水分補給について話したり、聴力や歯の健康など自身の生活の中に潜む認知症のリスクや予防等について情報交換をされたりしていました。
 
別のグループでは、2024年パリオリンピックが目前に迫っていることから金メダルづくりを行いました!五輪に見立てた丸シールをメダルに貼りつけて、首から下げるリボンを留めると…日本代表より一足先に素敵な金メダルが完成しました♪メダルづくりに参加されたご夫婦は完成したメダルを首にかけ、共にメダルづくりができたことを喜んでおられました♪お話のグループの皆様もできあがったメダルを手に取って、「すごい!かわいい!」と声をかけておられました。
 
 
 
色々な人と会話することもとても大事な認知症予防の一つです。「認知症カフェ」と聞くと、なんだか真面目で堅苦しそうな印象があるかもしれませんが、オレンジカフェいこか!では、認知症に関する話題はもちろん、普段の生活の様子や最近の出来事などご自身の好きなことを気兼ねなくお話いただけます。認知症について学ぶだけでなく、お互いを支え合う交流の場でもありますので、お気軽にお越しいただければと思います。
 
次回も多くの方に参加していただき、一緒に楽しいひと時を過ごせたらと思います。
 
ご参加いただく方はマスクの着用をお願いします。また、発熱のある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようご理解・ご協力をお願いいたします。
 
 
 
やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。





 

2024-08-10 10:17:48

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第81回 オレンジカフェいこか開催!

 連日30℃を超える暑さが続き、一気に夏がやってきましたね!
 
 6月21日にオレンジカフェいこか!を木野交流館にて開催いたしました。今回は認知症サポーター養成講座と合同で行いました。
 感染症対策として、三密に注意した会場設営や換気、来られた方の体調確認を行うと共に、ご参加の方には検温、消毒へのご協力をお願いしました。
 
 
  
 
 
 はじめに恒例のご当地健康体操“大竹で生きている”を行いました。音楽が流れ始めるとみなさんも立ち上がり、ノリノリで気持ちよく体を動かしておられました。みなさんもぜひ生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?明るいテンポで楽しく体を動かすことができるので、きっと心も体もイキイキしてきますよ♪
 この体操は、地域でのサロン活動などでも取り組まれています。“大竹で生きている”のDVDについては、玖波地区地域包括支援センター(0827-57-7461)までお問い合わせ下さい。
 
 今回は「認知症 ステップアップ講座」と題し、認知症の原因や予防、認知症の方への接し方などについてお話させていただきました。そこで今回は、認知症の理解を深めるきっかけとして、講座の内容をいくつかご紹介します。
 
 
●認知症について●
認知症の種類について
 認知症は、その発症原因によってアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など、色々な型に分類されます。
他にも、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍、ビタミン不足、正常圧水頭症などによる認知症があります。
 物忘れが注目されやすい認知症ですが、実は、物忘れ以外にも性格変化や睡眠障害などその他にも色々な症状が現れます。それぞれ脳の縮み(=萎縮と言います)の部位やその原因によって症状も様々です。また、認知症のような症状に思えたものが実はうつ病だったということもあります。
 
 もっと詳しく知りたい方は、是非認知症サポーター養成講座を受講しにいらしてくださいね。9/19(木)14:00から大竹市立図書館で開催予定です!
 
 ご自身やご家族のことが気になって不安だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。大竹市では「認知症ケアパス」という、認知症の人やそのご家族が「どのようなタイミングで」「どのような」サービスを受けたらいいのかをまとめた資料を公開しています。大竹市のホームページに掲載されていますので、ぜひご活用ください。
 
認知症の方への接し方
 認知症の方への接し方として7つのポイントをご紹介します。
①まずは見守る
②余裕を持って対応する
③声をかける時は1人で
④後ろから声をかけない
⑤相手に目線を合わせて優しい口調で話す
⑥穏やかに、はっきりとした口調で話す
⑦相手の言葉に耳を傾けてゆっくりと対応する
 
 認知症の方の行動にも必ず本人なりの理由や背景があります。お互いのためにも意識していきたいですね。
 
認知症の予防について
 これまでの認知症カフェでも認知症予防について様々な内容を紹介させていただきました。今回は睡眠と食事の習慣について取り上げます。
1.睡眠習慣
 認知症と睡眠には関連があり、特に高齢者は必要以上に長い睡眠や睡眠不足など睡眠習慣の乱れにより認知症リスクが高まると報告されています。また、睡眠の質も大切です。日光を浴びたり、日中に運動や外出などをして身体を動かしたりしておくとよいでしょう。
2.食事習慣
 認知症を予防するにはバランスの良い食事も大切です。良質な脂質やタンパク質、野菜をバランスよく取り入れてみましょう。例えば、油をオリーブオイルに替えたり、サバやサンマ、大豆製品、赤身肉等を意識的に取り入れたりするのがオススメです。
 ただ、認知症予防に良いからといって、同じものばかり食べるのはよくありません。食事のバランスを大切にしましょう。
 また、食事の間隔も大切です。なるべく夕食と朝食の時間を12時間空け、夕食は寝る3時間前に済ませると認知症予防により効果的です。
 
 ここまで認知症とその予防や対応方法についていくつかご紹介しました。みなさんも早い時期からご自分の健康に意識を向けて認知症を予防していきましょう。
 講座では講師からの話だけでなく、参加者の方と一緒に手先の運動やアロマ、ジャンケンを応用した脳トレなど実際の体験も交えながら脳への刺激となるものをご紹介し、今回も参加されたみなさんから大変好評でした。
 

 
 次回も多くの方に参加していただき、一緒に楽しいひと時を過ごせたらと思います。
 
 カフェにご参加いただく方はマスクの着用をお願いします。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
 
 
今後の予定✿ 
 

                                            
やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。


 




 

2024-07-26 15:38:30

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第80回 オレンジカフェいこか開催!

木々の葉が鮮やかな緑色になり、さわやかな風が吹く今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 



 
5月17日にオレンジカフェいこか!をコミュニティサロン玖波にて開催いたしました。
 
 会の始めには、恒例のご当地健康体操“大竹で生きている”を行いました。気持ちよく身体を動かすことができるので、ぜひ生活の中にも取り入れてみてはいかがでしょうか?この体操はいきいき100歳体操などでも取り組まれています。“大竹で生きている”のDVDについては、玖波地区地域包括支援センター(0827-57-7461)までお問い合わせ下さい。
 
 今回のミニレクチャーは『食べ方で認知症予防?!』というテーマでお話させていただきました。食べ方が変わることで認知症予防にどんな効果があるのでしょうか?
今回は脳の老化を防ぐ食べ方についてご紹介させていただきます。
 
●脳の老化を防ぐ食べ方の基本
・良質なたんぱく質をとる
・野菜を中心に食べる
・寝る3時間前までに夕食を済ませ、朝食までの時間を長く空ける
などが大切と言われています。
つまりは、バランスの良い食事とタイミングですね。
 
●ケトフレックス12/3
  いきなり馴染みのない言葉が出てきましたが、「ケトフレックス12/3」とは「食事の内容」と「タイミング」によって脳の老化を防ぐ食事療法のことを指します。
 
人間がエネルギーを生産するためには、糖質・脂質・たんぱく質が必要です。脳が働くためには、大量の糖質、つまりブドウ糖が必要です。アルツハイマー型認知症になると、脳に必要なブドウ糖がうまく取りこまれず、エネルギー不足になり、脳が十分に働きません。
ブドウ糖が不足した時にエネルギーにできるのが、資質を退社する過程で発生する「ケトン体」です。『ケトン体』を増やすことを目的とした食べ方を「ケトフレックス12/3」といいます。
 
「12/3」とは、夕食から朝食までを12時間空ける、寝る3時間前までに夕食を済ませるという意味です。「長寿遺伝子」を目覚めさせるには空腹時間を長くとることが重要だといわれています。
 
☆ケトン体を効率良く増やす食べ方
①糖質をなるべく控える
ケトン体を増やすためにブドウ糖の元になる糖質を控えましょう。
 例:1食あたり茶わん半分程度、または食パンを半分にしておかずを増やしましょう。
 
②ケトン体を生み出す食品を摂る
 ケトン体の原料となる脂肪酸を含む食品を摂りましょう。例えば、ココナッツ油などをコーヒーや紅茶に適量入れてみましょう。また、オリーブ油もおすすめですが、揚げ物に使用すると酸化しやすいため、揚げ物での使用は避けて1か月以内に使い切りましょう。
 
③良質なたんぱく質を摂る
 たんぱく質を摂ると、記憶力に関する神経伝達物質が体内で生成されます。良質なたんぱく質としてサバやサンマ等の青魚、大豆製品、赤身肉、レバー、乳製品等があります。青魚にはたんぱく質だけでなく、DHAやEPAという良質な油も含まれているためおすすめです。
 
その他、野菜には血糖上昇を緩やかにする、便通を良くするなどの効果があります。レタスやキャベツなどに含まれる葉酸には、認知症の原因物質の蓄積を防ぐ効果もあります。いろいろなポイントがありますが、脳の老化を防ぐために取り組めそうなところから生活に取り入れてみましょう!!
 
 カフェタイムでは、和やかな雰囲気のなか、ミニレクチャーの内容を実践できているか自分の生活にあてはめたり、日頃の報告をしあったりと会話が弾んでいました。その他、認知症の家族との関わり方について語らいました。
 
別のグループでは、カタツムリや雨のしずくの工作を行いました!長い紙をくるくる丸めて、好きな色の甲羅を張り付けると可愛らしいカタツムリちゃんの完成です♪




雨のしずくは色合いも素敵で梅雨を間近に感じさせる作品に仕上がりました♪
作品は当院本館1階ロビーに展示しておりますので、ご来院の際はぜひご覧ください。


 
オレンジカフェいこか!に続けてきてくださる方も徐々に増えてきて、認知症カフェを通じて気軽に声を掛け合えるつながりができ、私たちもうれしく思います。
認知症カフェのような集まりに参加して、一緒にゆったりと時を過ごし、普段の生活で何気なく感じたことを聞いてもらえたり、近況や気持ちの変化などをお話しすることは、お互いを支えあういい機会になりますので、「認知症のことなんだか気になる」という方はお気軽にお越しくださいね。
 
次回も多くの方に参加していただき、一緒に楽しいひと時を過ごせたらと思います。
 
カフェにご参加いただく方はマスクの着用をお願いします。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
 
 
 
やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。













 

2024-06-28 15:55:10

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第79回 オレンジカフェいこか開催!

 新年度の慌ただしさも落ち着いたころでしょうか。皆様お変わりなくお過ごしですか。
 
 
 
4月19日にオレンジカフェいこか!をコミュニティサロン玖波にて開催いたしました。感染症対策として、三密に注意した会場設営や換気、来られた方の体調確認を行うと共に、ご参加の方には検温、消毒へのご協力をお願いしました。
 
 会の始めには、恒例のご当地健康体操“大竹で生きている”を行いました。気持ちよく身体を動かすことができるので、ぜひ生活の中にも取り入れてみてはいかがでしょうか?この体操はいきいき100歳体操などでも取り組まれています。“大竹で生きている”のDVDについては、玖波地区地域包括支援センター(0827-57-7461)までお問い合わせ下さい。
 
 そして、今回のミニレクチャーは『深呼吸をしてみよう ~呼吸法で認知症予防?~』というテーマでお話させていただきました。皆さんは深呼吸をすることで、認知症の予防に繋がることはご存知でしたか?今回は脳に良いとされている呼吸法のポイントや効果についてご紹介させていただきます。
 
 

 
●心臓に良いことは脳に良い
 海外には「忘れるな、心臓に良いことは脳に良い」という言葉があるそうです。例えば、食事や睡眠、歩行や運動、呼吸などが心臓に良いこととして挙げられます。また、現代社会では、仕事や対人関係の高度化からストレスも同じように高まっていると考えられています。さらに、座ったままの作業が増えると呼吸は浅くなり、体内の酸素が不足しがちになります。呼吸が浅くなるということは、自律神経のバランスを崩す原因となり、認知症を含む精神障害の発症につながる恐れがあると言われています。
 
 
 では、自律神経のバランスを崩さないためにどのような呼吸が脳に良い呼吸なのでしょうか?
 
●脳に良い呼吸のポイント
 吐くことを意識した呼吸とは『腹式呼吸』です。以下の手順でやってみましょう♪
 
1)全身の力を抜く
2)両手を下腹部に当て、頭のてっぺんに糸がついて天井からつり下げられているようなイメージで背筋を伸ばし、口からゆっくりと息を吐く
3)次に鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
4)お腹を凹ませながらゆっくりと口から息を吐く
 
腹式呼吸を行っている際、胸は動きません!息を吐くのに合わせてゆっくりと身体を丸めて行うことや床に仰向けになり、両膝を立てた状態で行うとやりやすいですよ。また、腹式呼吸は体内に酸素を大きく取り込むことができ、リラックス効果があるため、就寝前や気分を落ちつけたい時に行うと効果的です!
 
●日常生活の中で無意識に行う『あくび』や『ため息』
 あくびやため息は、どちらも身体が酸欠状態の時、酸素を取り込むために行われていることをご存知でしょうか?忙しい状態や緊張した状態が続くと、呼吸が浅くなるだけでなく、姿勢も悪くなりやすいとされています。あくびやため息をつくことで、体内に十分な酸素を取り込めば脳の機能が活性化すると考えられ、結果、認知症予防にも効果があるとされています。
 
春の暖かい日差しを浴びながら深呼吸をして、「脳」に良いことをしてみませんか?
 
 カフェタイムでは、今回のオレンジカフェを通して、認知症検査の受診を検討して下さる方や最近の困りごとについてご相談される方、認知症の家族との関わり方についてお話しされる方もおられました。また、グループを分けて、鯉のぼりとチューリップの工作も行いました。様々な色のシールを鯉の鱗に見立てて貼りつけていくと、きらびやかな鯉のぼりが出来上がりました!季節を感じさせるチューリップは、皆さんに好きな色の折紙を選んで折っていただき、大輪のカラフルな花が咲きました!皆さん楽しそうにお話しながら取り組んでおられ、大変和やかな時間になりました。
 
 

次回も多くの方に参加していただき、一緒に楽しいひと時を過ごせたらと思います。
 
カフェにご参加いただく方はマスクの着用をお願いします。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
 

 
 
やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。
 











 
 

2024-05-20 15:42:27

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第78回 オレンジカフェいこか開催!

 春らしい暖かさが増し、花の香りが漂う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
 3月15日にオレンジカフェいこか!をコミュニティサロン玖波にて開催いたしました。
 感染症対策として、三密に注意した会場設営や換気、来られた方の体調確認を行うと共に、ご参加の方には検温、消毒へのご協力をお願いしました。
 
   
 
 今回は、都合によりご当地体操の予定を変更して、ラジオ体操を行いました。皆さん音楽に合わせて手足の先までしっかりと動かし、楽しそうに取り組んでいただけました。体操が習慣になっている方も多いと思いますが、いつもと違う体操をしてみると、普段動かしていない部位もほぐせそうですね。
 
 今回のミニレクチャーは「ドールセラピー(人形療法)と認知症」というテーマでお話させていただきました。今回は特別ゲストとして、本物の赤ちゃんと同じくらいの大きさと重さ、お肌もぷにぷにで病院でも大人気の赤ちゃん人形さん2人にご参加いただきました。
 
 

 最初に参加者の方々に赤ちゃん人形のお着替えをお願いしました。赤ちゃん用の小さな洋服に歓声が上がり、育児経験の有無に関わらず、自然に声をかけながらお着替えさせる、目を見て優しく話しかけるなど、あたたかな時間を過ごすことができました。お人形をはさんで「可愛いね」などと言い合っている方、中には赤ちゃん人形を時間いっぱい抱きしめていた方もいらっしゃいました。
 このようにドールセラピーには皆さんが笑顔になれる癒しの効果があります。具体的な効果をいくつかご紹介します。
 
●ドールセラピーの効果●
1.「感触と感情に働きかける」効果
 赤ちゃん人形をあやしたり、身なりを整えたりすることで精神的に落ち着くことがあります。また、犬や猫のぬいぐるみも同様に、柔らかい毛をなでたりすることで心が穏やかになります。
 
2.「周りの人とのコミュニケーションにつながる」効果
 「(人形を)かわいい、私にも抱かせて」というように自然な形で他者と交流することができるため、周りの人とのコミュニケーションにつながります。このような会話をきっかけとして、人形だけでなく周囲の人にも目を向けられるため、お互いに有意義な時間を持つことができます。そして、自分にも目を向けられるようになると、精神的に落ち着き、認知症の周辺症状の緩和にもつながります。
 
 また、一言にぬいぐるみや人形と言ってもさまざまな種類があります。ここからは、ぬいぐるみや人形ごとの効果についてご紹介します。
 
〇会話ができるぬいぐるみの効果〇
1.「脳を活性化させる」効果
 ぬいぐるみを相手に会話をすることで脳の活性化につながり、人とのコミュニケーションをとる練習にもなります。
 
2.「寂しさを紛らわせる」効果
 家族と関わる時間には限りがあり、常にそばにいることが難しくなると、寂しさから不安や徘徊に繋がることもあります。ぬいぐるみと会話をすることで、孤独感を癒して生きる気力を取り戻しやすくなるようです。
 
〇赤ちゃん人形の効果〇
 赤ちゃん人形と触れ合うことは、「赤ちゃん」という愛する対象を見つけ、母や父として子を育ててきた記憶を思い起こし、認知症の進行と共に失われてきた自信を取り戻すきっかけになります。また、出産経験のない男性も赤ちゃんを「かわいい」「いつくしむべき存在」と本能で認識しているため、「お世話がしたい」「お世話をしなければ」という意欲を引き出すきっかけとなります。この意欲が生活のハリとなり、自立的な生活を回復させることにつながります。
 
 このようにドールセラピーには様々な効果がありますが、注意点もあります。
 
〇ドールセラピーで気を付けること〇
 ぬいぐるみや人形が壊れてしまった時に、認知症の方が落ち込んでしまうこともあるでしょう。そんな時には落ち込んだ気持ちを一緒に聴いてあげてください。替わりの人形を用意してみることも効果的です。
 
 ここまでドールセラピーと認知症についてご紹介しました。皆さんも家にあるぬいぐるみや人形と触れ合ってみるといい刺激になるかもしれませんね。きっと、心が安らぎ幸せな気持ちになると思いますよ。
 

 
 カフェタイムでは、認知症の方が赤ちゃん人形と触れ合うときに笑顔で明るく楽しそうにされていることについてや赤ちゃん人形のつくりへの興味・関心などの話題で盛り上がりました。
 
 また、スタッフと一緒に季節にちなんだ工作も行いました。様々な色の折り紙を使って、春を感じさせるカラフルなお花のリースができあがりました。工作中は、皆さん楽しそうにお話しながら取り組んでおられました。
 

 
 次回も多くの方に参加していただき、一緒に楽しいひと時を過ごせたらと思います。
 
 カフェにご参加いただく方はマスクの着用をお願いします。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
 

 今後の予定 

やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。


 


 

2024-04-18 16:29:41

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第77回 オレンジカフェいこか開催!

 暖かくなったり、寒くなったりを繰り返す今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
 2月16日にオレンジカフェいこか!をコミュニティサロン玖波にて開催いたしました。
 感染症対策として、三密に注意した会場設営や換気、来られた方の体調確認を行うと共に、ご参加の方には検温、消毒へのご協力をお願いしました。
 

 
 はじめに、恒例の「ご当地健康体操“大竹で生きている”」を行いました。皆さんリズムに合わせてしっかりと体を動かし、楽しく取り組んでおられました。寒さで硬くなった体もほぐれて温まった様子でした。
 

 
 皆さんも寒い時こそ体を動かして寒さに負けないようにしていきましょう!
今回のミニレクチャーは「認知症とペット ~犬と猫~」というテーマでお話させていただきました。そこで、認知症とペットの関係についてご紹介いたします。
 
●認知症とペットの関係は?
〇ペット飼育の認知症発症リスクの研究〇
 東京都健康長寿医療センターの研究によると、犬を飼っている高齢者は飼っていない人と比べて認知症を発症するリスクが40%軽減したそうです。一方、猫を飼っている人は、発症するリスクに差はなかったそうです。ただ、高齢者が飼うには、気ままで噛みつきや吠え声トラブルの少ない猫が向いているという研究者もいます。加えて、猫は高くジャンプしたりあちこち歩いたりと立体的に動くためそれを見ることで空間視の訓練になります。
 このようにペットを飼うことによって認知症発症のリスクを軽減できる可能性が示されています。
 
〇具体的な認知症の予防効果〇
 では、具体的にどのような点で認知症予防の効果があるのでしょうか?
 
1.「記憶」
 ペットを飼うと、前回はいつ・どれだけご飯やおやつをあげたから、次はいつ・どのくらいにするなど、食事を与えた時間を覚えておいたり、考えたりする必要があり、記憶や思考力のトレーニングになります。
 また、予防注射などの行事もあり、カレンダーや手帳に書き込み、日時を確認する必要もあります。そのため、見当識(※)の訓練にもなります。
 
 ※見当識とは:現在の年月や時刻、自分がどこにいるのかなどの基本的な状況把握のこと
 
2.「運動」
 犬を飼う場合は散歩が必須となるため、運動する機会が増えます。また、散歩が必須ではない種類の犬や猫であっても、お世話をしたり一緒に遊んだりすることで、日常生活での運動量が増えます。
 
3.「会話」
 飼い主がペットに話しかけて、ペットが反応を返すことで交流が生まれます。また、犬の散歩をする時に、自分と同じように犬の散歩をされている方やすれ違う方との交流が生まれることもあります。
 
その他
 ・ペットを飼うことで「食事などのお世話をしないと」と責任感が生まれます。
 ・決まった時間にお水やご飯をあげたり、一緒に散歩をしたりすることを通して、飼い主側も生活リズムが整っていきます。
 
〇ペットを飼うことによるデメリット〇
 ペットを飼うことは良い面ばかりあるわけではありません。ペットを飼う際のデメリットは何でしょうか?
 
1.糞尿や食事の管理
 加齢に伴う認知機能の低下や認知症の発症により、糞尿の始末や食事の管理が困難になる場合があります。飼っている際に少しでも世話に難しさや負担を感じたら家族に相談・協力してもらう、外部サービスの利用などを検討しましょう。
 
2.金銭管理
 人間の寿命も時代と共に延びていますが、ペットも医療の発達により、長寿化しています。長寿化による医療費やエサ代の増大も理解しておく必要があります。
 
 ここまで認知症とペットの関係についてご紹介しました。ご自分で飼うことが難しい場合は、お知り合いの方のペットと触れ合ってみるのも良い刺激になるかもしれませんね。きっと、毎日の生活がより明るく楽しいものになりますよ。
 
 
 カフェタイムでは、認知症の家族の状態の変化や、介助時の工夫とその際の大変さなどについて会話がふくらみました。この場で積極的に話をすることで気持ちが楽になったり介助時の工夫について新たな学びや発見があったりするかもしれませんね。
 

 
 また、スタッフと一緒に季節にちなみ、吊るし雛の工作も行いました。華やかな色合いでそれぞれ表情豊かなおひな様ができあがりました。皆さん楽しそうに話しながら、折り紙を切り貼りされていました。
 

 
 次回も多くの方に参加していただき、一緒に楽しいひと時を過ごせたらと思います。
 
 カフェにご参加いただく方はマスクの着用をお願いします。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
 

今後の予定 
                                                       
やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。


 
 

 

2024-03-14 11:40:00

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第76回 オレンジカフェいこか開催!

朝、布団から出るのがつらい時期かと思いますが、寒さに負けずお元気でお過ごしでしょうか。
 
 
 
 1月19日にオレンジカフェいこか!をコミュニティサロン玖波にて開催いたしました。感染症対策として、三密に注意した会場設営や換気、来られた方の体調確認を行うと共に、ご参加の方には検温、消毒へのご協力をお願いしました。
 
会の始めには、恒例のご当地健康体操“大竹で生きている”を行いました。気持ちよく身体を動かすことができるので、ぜひ生活の中にも取り入れてみてはいかがでしょうか?この体操はいきいき100歳体操などでも取り組まれています。“大竹で生きている”のDVDについては、玖波地区地域包括支援センター(0827-57-7461)までお問い合わせ下さい。
 
そして、今回のミニレクチャーは「芸術と認知症 ~アートクリップ~」というテーマでお話させていただきました。芸術と認知症はどのように関係しているの?アートクリップとはどんなもの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますので、今回は芸術の多様な表現が脳に与える良い影響についてご紹介させていただきます。
 
 
 
●芸術は脳を活性化する
 芸術のような多様な表現は脳に良い刺激を与えてくれます。さらに、それを通してのコミュニケーションは精神的な健康の改善にも影響を及ぼすとされています。また、創作活動であれば複数の脳領域を活性化させ、単語記憶力の向上や課題遂行時間の改善といった認知機能にも良い効果があるといわれています。
 
●芸術がうつを改善する(アートクリップの実施)
 芸術に触れることで自分自身の感情を自由に表現でき、安心感が得られることで、うつ傾向が改善する可能性があるようです。では、どのようにして芸術に触れることが重要なのでしょうか?
①アートクリップ(対話型絵画鑑賞)の実施
 アートクリップとは、気づいたこと、感じたこと、思ったことを自由に話し合うことを指します。名作を見ながらお互いに質問し合うことで、自分から考え、想像し、また新たな質問や発見が生まれます。そうした時間が本人も家族も想像しなかった豊かな時間に変わります。
今回は参加された皆様と一緒にアートクリップをやってみました!1つの絵画を眺め思ったことや感じたことを発言し、もし自分がこの絵にタイトルを付けるならどうするかといったことを語り合いました。今回は猫をテーマにした絵だったのですが、ゆったりした雰囲気から「やすらぎの世界」「猫のひと休み」他には「恋人募集中」など、いろんな意見が出ていました。
 
②創造的ワークショップの実施
 絵を描いたり、切り絵のような切る、貼る、折る等の作業は、脳を広い範囲で刺激します。
 
 ①、②のような関わりがうつ傾向の改善に繋がるようです。
 
●うつで認知症リスク倍増
 うつは認知症のリスクを高めると言われています。高齢期のうつは、認知症全体で1.85倍、アルツハイマー型認知症では1.65倍、脳血管性認知症では2.25倍に増えるという研究があります。認知症一歩手前のMCI(軽度認知障害)の段階でうつ症状が現れると、認知症への移行率が倍増するといわれています。特にそれまでの趣味をしなくなる等の活動量の低下からアルツハイマー型認知症を発症する例が多く見られています。芸術に触れることがうつ傾向の改善、ひいては認知症の予防に繋がるのです。
 
 芸術は人によって、受け止め方は様々です。観る人は同じでもその時の体調や気分によって見え方が異なることもあります。さらに、芸術の世界には決まった見方、答えのようなものはありません。先入観や合理性、凝り固まった常識にとらわれず、芸術を通して出た自由な表現、直観をそのまま受け止め、楽しむことが大切です。
以上、芸術の多様な表現が脳に与える良い影響についてご紹介しました。皆様もこれを機に芸術に触れてみるのはいかがでしょうか?また、認知症になっても全ての能力が機能しなくなるわけではなく、良い刺激が脳に与えられることで脳は死ぬまで成長し続ける事が医学的に証明されています。週一回以上、楽しみながら続けられる知的活動を続けてみるのはいかがでしょうか?
 
 
 カフェタイムでは、福笑いと鬼の顔作りの2つを行いました。まずは2つのグループに分かれて福笑いを行いました。お互いに完成した顔について話しながら、和気あいあいとした雰囲気で、話が弾みました。
 その後は続けて、画用紙を使った工作で鬼を作りました。作る過程もお互いに見せ合いながら、人それぞれに違う鬼の顔が完成しました!鬼をイメージしやすいように角の模様が描かれていましたが、角の模様を顔に見立てて鬼を作られていた方もいらっしゃいました。自身では気づけないその方の自由な表現を感じることができる、まさにアートクリップな時間になったと思います。
 
 
 
次回も多くの方にご参加いただき、楽しいひと時を過ごせたらと思います。
 
 新型コロナウィルスについては、令和5年5月8日から5類感染症に移行になりましたが、ご参加の際には引き続きマスクの着用をお願いしております。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようお願い申し上げますご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
 
 
 
やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
ご参加を予定されている方は事前にお申込みいただけますと幸いです。

参加や開催内容については、お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。





 

                                                      




 
 

2024-03-14 11:37:42

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第75回 オレンジカフェいこか開催!

皆様、新年明けましておめでとうございます。寒さも一段と厳しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
 
 
 
 12月15日にオレンジカフェいこか!をサントピア大竹にて開催いたしました。感染症対策として、三密に注意した会場設営や換気、来られた方の体調確認を行うと共に、ご参加の方には検温、消毒へのご協力をお願いしました。
 
今回はクリスマス会を行い、参加された皆様と一緒に「カップスタックス・ボーリング」の2つのミニゲームを行いました!
実際の様子を写真と合わせてご紹介いたします。
 
 
 
◇カップスタックス・ボーリング
~ルール~
①1分間に21個の紙コップを積む。
 →積んだ分だけ得点が得られます。
②少し離れたところからボールを2回転がして紙コップを倒す。
 →倒した数の2倍、得点が得られます!
 
このルールで和やかにゲームを行いました。カフェ終了時のアンケートでは「ゲームが盛り上がった」と感想をいただけました。
 
 
 
紙コップを積み上げるには細かな指先の動作が求められます。指先の動作によって脳が活性化することで、認知症の予防に繋がります!また、的を狙ってボールを転がすことは日頃のストレス発散にもなります。皆さんも紙コップとボールを用意してお家でも挑戦してみてはいかがでしょうか?
 
 カフェタイムでは、2つのグループに分かれていただきました。1つのグループでは参加者同士、和気あいあいとした雰囲気で、話が弾みました。認知症の予防や、最近話題になっている新薬『レカネマブ』のことも話題に挙がっていました。
 もう一方のグループではクリスマスにちなんで、画用紙で作られたクリスマスツリーに切り絵やシール等を使った飾り付けをしていただきました。画用紙をいっぱいに使いながら、貼りつける場所にもこだわり楽しく作ることができました。完成した後は他の参加者の皆様にもお披露目し、大好評をいただきました。クリスマスの雰囲気を楽しんでいただけたかなと思います。
 
 
 
次回も多くの方にご参加いただき、楽しいひと時を過ごせたらと思います。昨年は多くの方にオレンジカフェいこか!の活動にご参加いただけたこと、改めてお礼申し上げます。昨年同様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 新型コロナウィルスについては、令和5年5月8日から5類感染症に移行になりましたが、ご参加の際には引き続きマスクの着用をお願いしております。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようお願い申し上げますご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
 
 
 
やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
ご参加を予定されている方は事前にお申込みいただけますと幸いです。

参加や開催内容については、お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。
 
 

                                                                                                                        



 

2024-01-20 16:56:25

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第74回 オレンジカフェいこか開催!

 寒さが増し、冬の訪れを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
 11月18日にオレンジカフェいこか!を阿多田地区にある阿多田漁村センターにて開催いたしました。今回は、認知症サポーター養成講座と合同で行いました。
 新型コロナウイルス感染症対策として、三密に注意した会場設営や換気、来られた方の体調確認を行うと共に、ご参加の方には検温、消毒へのご協力をお願いしました。
 とても風の強い日でしたが、たくさんの島民の方にお集まりいただきました。
 

 
 はじめに、「ご当地健康体操“大竹で生きている”」を行いました。今回は座った状態で実施しました。音楽が鳴り始めると自然と身体が動き出す方もおられました。皆さんリズムに合わせて指先までピンと意識して伸ばし、楽しく取り組んでおられました。
 
 この体操は、立位、座位どちらでも実施できるため幅広い場面で活用されています。カラダもココロも健やかに過ごせる体操を皆さんも取り入れてみてくださいね。
 

 
 認知症サポーター養成講座では認知症についての基礎知識や認知症の人への支援についてご説明させていただきました。興味のある方はぜひご友人と話し合って受講してくださいね。
 講座内容に加え、「これまでの認知症カフェのミニレクチャー総集編」というテーマでお話させていただきました。そこで、過去の内容を簡単に振り返っていきます。
 

 
●ミニレクチャー総集編
1.糖尿病と認知症:糖尿病がある方はない方と比較してアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症のリスクが約2倍あります。
 
2.うつ病と認知症:うつ病になると認知症のリスクが1.85倍増加します。レビー小体型認知症では、初期症状でうつ状態が高頻度で見られ、うつ病と診断されることもあります。
 
3.睡眠と認知症:睡眠障害がある人は無い人と比較して認知症の原因となるアミロイドβが5.6倍蓄積します。慢性の不眠症の人は良く眠れる方と比較してうつ病になるリスクが2倍になります。
 
4.難聴と認知症:中年期(45~65歳)に難聴になると認知症の発症リスクが1.9倍になります。
 
5.喫煙と認知症:高齢期(65歳以上)になっても喫煙を続けていると、認知症の発症リスクは1.6倍になります。
 
6.便秘と認知症:排便回数が少なく便が硬い人ほど認知症のリスクが高いです。
 
7.運動による認知症予防:有酸素運動(ジョギング、早足歩行、水泳、サイクリングなど)を1日30分程度(10分×3回でもOK)行うと認知症予防になります。また、運動しながら暗算やしりとりをするなど2つのことを同時に行うとより効果的です。
 
8.お化粧による認知症予防:お化粧には脳への刺激や筋力トレーニング効果、唾液腺のマッサージ効果などがあります。
 
 簡単ではありますが、これまでのミニレクチャーをご紹介しました。もっと詳しく知りたい方は、過去のブログ記事を読み返してみてくださいね。
 
 カフェタイムでは、参加者から挙がったご質問に答える形で、認知症は遺伝するのかや普段行っている認知症予防など様々な話題でお話をしました。皆さんと予防法を共有することで、自分の生活を振り返り、さらに効果的な予防法を知るきっかけになったのではないでしょうか。
 
 次回も多くの方に参加していただき、一緒に楽しいひと時を過ごせたらと思います。
 
 新型コロナウイルスについては、令和5年5月8日から5類感染症に移行になりましたが、カフェにご参加いただく方の中にはご高齢の方や基礎疾患を有する方もおられるため、感染を広げない、ご自身を感染から守って頂くためにもご参加の際には引き続きマスクの着用をお願いしております。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようお願い申し上げますご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
 
今後の予定✿ 
                                           
やむを得ず、予定変更、開催中止とさせていただく場合がございます。
お気軽に当センター(センター直通:0827-57-7461)までお問い合わせください。
 
 



 

 

2023-12-09 16:34:11

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