広島県大竹市玖波5丁目2番1号
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金木犀の甘くさわやかな香りが漂い始め、秋の深まりを感じる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 10月15日にオレンジカフェいこか!をコミュニティサロン玖波にて開催いたしました。 新型コロナウイルス感染症対策として、換気や来られた方の体調確認、検温、消毒を実施し、三密に注意して会場設営を行いました。 今回のミニレクチャーでは、「アルツハイマー病とお茶・コーヒー」というテーマでお話をさせていただきました。アルツハイマー病とお茶やコーヒーがどう関係があるの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、少しご紹介させていただきます。 ◆アルツハイマー病とホモシステイン酸 アルツハイマー病の原因の1つとして、脳の中の“ホモシステイン酸”という伝達物質が影響しているのではないか?という説があります。そのためホモシステイン酸が増えすぎると、脳にダメージを与えてしまうとも言われています。ホモシステイン酸が作られても健康な人は尿として排出されますが、アルツハイマー病の方では様々な要因によって上手く尿として排出がされないことがあります。そうすると、有毒なホモシステイン酸が溜まってしまい、脳の機能に悪い影響を与えてしまう恐れがあります。 ◆緑茶とコーヒーの効果 緑茶は、ホモシステイン酸の原料である「ホモシステイン」を抑える効果があります。緑茶を飲むことで、ホモシステイン酸を無毒化する酵素が活性化します。また、コーヒーのポリフェノールもホモシステイン酸の毒性を抑える効果があります。そのため、日常生活の中で緑茶やコーヒーを飲むことはお勧めです。緑茶は、毎食1杯と入浴後に1杯の、最低4杯を飲むことがお勧めです。その他に緑茶の葉そのものを1日1g食べたり、粉末を菓子や炊き込みご飯に入れたりするなど様々な摂取方法があります。 注意点として、緑茶やコーヒーにはカフェインが含まれており、お手洗いの回数が増えたり睡眠の妨げになる恐れがあるため、寝る前に飲まれる場合はお気を付けください。また、健康食品やサプリメントを摂取されている方は、同じ栄養素を過剰摂取すると副作用を起こす可能性があるため注意が必要です。 認知症カフェ オレンジカフェいこか!は、毎月第3金曜日に場所をかえながら開催しておりますので、お気兼ねなくお問い合わせいただけたらと思います。 また、今後も引き続き新型コロナウイルスの感染拡大状況を見ながらのカフェ開催となります。ご了承くださいませ。
2021-11-17 13:48:02
オレンジカフェいこか! | コメント(0)
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