広島県大竹市玖波5丁目2番1号
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12月の大雪に続き、1月にも大雪でした。ニュースでも10年ぶりの寒波と報道がありましたが、皆様の周りでは大きな影響はなかったでしょうか? 2023年最初のオレンジカフェを1月20日にコミュニティサロン玖波にて開催いたしました。寒い中でしたが、多くの方に足を運んでいただき賑やかな会となりました。近所の方同士で声を掛け合っていただいたり、地元の広報誌で認知症カフェについてご興味を持って下さったりと、認知症カフェ仲間の輪が広がり嬉しく思います。 新型コロナウイルス感染症対策として、三密に注意した会場設営や換気、来られた方の体調確認を行うと共に、参加いただいた方には検温、消毒へのご協力を頂きました。 今回は「音楽・音と認知症」をテーマにミニレクチャーを行いました。普段の生活の中に「音楽・音」を取り入れることでどのような効果があるかご紹介します。 ◆音楽の力◆ 例えばラジオを聞くと、「音」から得られる情報から様々なことを想像したり、イメージを膨らませたりすることができます。他にも好きな歌を歌うと、気持ちいい刺激が脳へ伝わります。聞くこと、声を出すこと自体が脳に刺激を与え、脳を活性化します。 カラオケやコーラスなどで仲間同士で集まって過ごすと、思い出話や世間話など、話にも花が咲きますね。 歌うことだけでなく、楽器の演奏も脳へのよい刺激につながります。 ピアノなら、手で腱板を、足でペダルを動かします。楽譜が読めれば目は音符を読むことになり、手と足と目、それぞれが違う動きをして脳を刺激することになります。 このように複数のことを同時に動かす「協調運動」は、脳を活性化させます。 楽器の演奏やリズムに合わせて手拍子したり、歌詞やメロディを思い出しながら歌ったりするのもいいですね。 ◆音楽療法について◆ 音楽の力を使って、身体的、精神的、情緒的な問題を持つ方への治療やリハビリテーション、教育や訓練に活用したものを「音楽療法」といいます。 この音楽療法には、昔の歌を聞いたり歌ったりして、懐かしい気持ちや幸せな気持ちに浸ったりすることも含まれるそうです。 人とつながるきっかけや脳の活性化のひとつとして「音楽」を生活の中に取り入れてみてくださいね。少し耳を澄ませると、また新たな気持ちの変化に気付くかもしれません♪ ミニレクチャーの後には、タオル体操を行いました。タオルの両端を持ってググーンと上に手を伸ばしたり、そのまま左右に傾けたりとストレッチをして気分転換! タオルの端を結んで肩を叩いたり、ボールのように結んで高く投げてキャッチしたりと、タオルひとつで色々な体操を行うことができました。 ご参加いただいた方からは、「椅子に座ったままできるのでいいね」とのご意見もいただきました。 カフェタイムでは、参加者同士で運転免許に関する話題で情報交換をされていました。運転免許の返納、認知症検査の追加など、気になっている方も多い話題だと思います。同じ悩みや心配ごとを持つ人同士でお話の機会を持つことができると、糸口がつかめるかもしれません。 外は寒いですが、皆でわいわい過ごすと心まで暖かくなりそうですね。次回も多くの方にご参加いただき、楽しいひと時をご一緒できたらと思います。 今後も引き続き新型コロナウイルスの感染拡大状況を見ながらのカフェ開催となります。換気や消毒など感染防止対策は十分行いますが、ご参加いただく際には、必ずマスク着用の上お越しください。また、発熱がある方、その他体調が優れない方は参加をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
2023-03-24 16:12:30
オレンジカフェいこか! | コメント(0)
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